ずばぬけたズーム。 人類がそれを手に入れた時、 そこにはかつてない視点が生まれる。 誰も見たことのない世界が生まれる。 そしてさらには、いままで以上に鮮やかに、 人間の感情がむき出しになる。 ここは10倍映画祭。 10人のアーティストが紡ぎ出す、 まったく新しい10の視点とズームの物語を 順次公開してまいります。 ※撮影用機材は制作者が自由に選んでいます。
生理的に心地よい映像を作ることを得意としている。CM,ID,MV等をCG及び実写で制作。NHK 「デザインあ」のデザインの観察、クラッチ映像、「かたち」コーナー等担当。現在ベルリンと東京を拠点としている。
http://www.hsgn.tkお題を聞いて、すぐ撮りたいと思ったのが「vertigo effect(めまいエフェクト)」。カメラを遠ざけながらズームインすると遠近感が圧縮されているように見える効果で、ヒッチコックの同名の映画で使われたことが由来です。
ヨガインストラクターの“ヨメ”鈴木聡子と、映像作家の“ダンナ”鈴木陵生の旅する夫婦。2011年より世界一周の旅を始め、“旅するヨメの毎日”を動画で切り取る映像ブログ「旅する鈴木」を開始。エベレストからスラム街まで等身大で旅する女性の姿を世界から発信し続け、文化庁メディア芸術祭推薦作品に選定される。日本テレビ「ZIP」や、Google Android TVCMなどメディアに多数出演。Mercedes-BenzやDENSO、富士通など企業とのコラボレーションも行なっている。10月より初の冠番組「旅する鈴木」がBS朝日にてレギュラー放送開始。
http://ryoseisuzuki.comモロッコの古都マラケシュにある、千年続く広場、“ジャマ・エル・フナ”。立ち込める煙とスパイスの香り、ベルベルの楽器の音が広場を覆い、毎晩夜更けまで賑わう。この異国情緒溢れる広場で、ヨメは屋台を食べ歩いている。いったい今ヨメはどこにいるんだ。そうだ、そんな時には10倍ズーム!
平成元年 岐阜県生まれ。関西大学 社会学部卒バンタンデザイン研究所 グラフィックデザインコース卒。Spikes ASIA 2016 グランプリ。ADFEST / CLIO / London International Awards / Cannes Lions 受賞など国内外の広告賞で多数受賞。グラフィカルで驚きのある作品を得意とする。
https://tyo-spark.jp/people/000615/毎日、同じ時間帯の電車に乗って帰る男は、ある一瞬を密かな楽しみにしていた。それは別の電車と並走する瞬間、向こう側にいる女性といつも目が合うのだ。そんな関係が続く男は、ある日、女性へ向けた視線が車窓を突き抜け、おかしな幻想を見る。
マルチクリエイターMozu。1998年7月生まれ。株式会社MOZU STUDIOS代表取締役。コマ撮りアニメ、ジオラマ、トリックアートという3つの分野で活動する若手アーティスト。twitter フォロワー11万人、Instagramフォロワー5万人。MOZU超絶精密ジオラマワーク(玄光社)、MOZUトリックラクガキアート集(玄光社)出版。
https://www.mozustudios.com「暖かな日が差し込む、ある男の子の部屋。漫画やプリントでそこら中散らかっている。一見、居心地の良さそうなこの部屋。ズームアウトして全貌が見えてくると。そう、実はこれ─────」
映像作家 / 赤地剛幸 1974年東京都生まれ。世界のくらしを「その場所のその時」としてシンプルに撮影してゆく映像作家である。ハンディカメラによる単独撮影を得意とし、身軽なフットワークで撮影されたフッテージは世界80カ国にのぼる。映像ディレクターとしてTANGRAMに所属し、NIKE, Google, ANA, UNIQLO, ASICS,などの広告映像も手がける。
http://akachi.jp/人の視角は左右120度と言われている。その超広角の視界で人混みから友達を見つける時、眼のフォーカス機能と脳の情報整理を合わせて超望遠レンズのように認識するらしいのです。遠近感の消失した超望遠の世界は脳が見ているそれに近いのかもしれない。東京の風景を超望遠で眺めてみた映像です。
ずばぬけたメガネ。かつてない10倍メガネの誕生です。10倍メガネは、私たちに新しい世界を見せてくれる、まったく新しいメガネです。このメガネの誕生で、“距離”を気にせず、見たいものを見られるようになりました。超高精度に磨き上げられた10枚の最新鋭レンズを搭載、また、人間工学に基づいたヒューマンファーストなデザインによりかけていることを忘れるような装着感も実現しました。このメガネから、メガネの新しい歴史が始まります。
1985年静岡県生まれ。芥川賞作家の平野啓一郎氏の毎日新聞での連載小説「マチネの終わりに」の挿画、「進撃の巨人展」や明治「君と免疫。展」のキービジュアル用ドローイングなどを担当。
https://masanobuishii.com/ズームする対象を描くのであれば観念的で実体のないモノにしたいと考えた。『生物の潜在的な力』をテーマにドローイング、それを定点カメラが1分間隔で撮影しズームしたものをつなげて映像作品にした。タイトルは撮影枚数。claybordというスクラッチとペイントができる板に黒のミリペンでドローイングしており、白く見えるのは塗っているのではなく黒を削っている。
79年生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。アニメーションのディレクション、キャラクターデザイン、イラストなど幅広い分野で活動中。第29回ザ・チョイス年度大賞、AD STARS2018 GOLD、ADFEST2019 SILVERなど受賞多数。
http://bluehorse.jphttp://dw-f.jp
遠くから見てわかったつもりだったことも寄って見ると違ったりする。近寄ってよく見てみないとわからない世界では自分の知らない変なことがよく起きているのかもしれない。
1991年東京生まれ。映像作家・写真家。主な監督作品に、コカ・コーラ、HERMES、GU、LOFTなどのコマーシャル映像、サカナクションやnever young beachといったアーティストのMVなどがある。
https://y-okuyama.com/この作品に参加して下さった全てのスタッフの方々、そしてカネコアヤノさん、ありがとうございました。